SAKAMOTO niboshidashi
サカモトはこれまで新技術の開発に力を注ぎ、革新的な商品を次々に世に送り出してきました。その中でも最初に当社の名を広めたのが、昭和51年発売の「だしはこれ」です。粉末にしたにぼしをサッとかけるだけで使える便利さと、どんな料理にも合うおいしさが反響を呼びました。また、平成8年に発売した「たべる小魚」も、健康ブームの到来とマッチしてマスコミに取り上げられるなど、注目を集めた商品です。さらに平成11年には「塩無添加健康たべる小魚」を発売。研究を重ねて生み出した新製法によって、従来製法では出すことのできない濃厚なうまみを実現しています。さらに、「熟成にぼし」も業界で初めて販売した商品です。当社が開発した独自の熟成法によって、濃厚なうまみを引き出しています。
これらの商品はどれも、当時の業界の常識とは異なる考え方から生まれたものです。当社が革新的な商品を発売した時、その可能性を疑問視する声が必ず聞こえてきました。しかし、「常識」とは常に変化するものです。「お客様が本当に求めていることは何か」を考え、世の中の変化に合わせて商品を開発する。そうした姿勢によって、私たちはにぼし業界に新しい常識を築き上げてきました。
単ににぼしを売る方法を考えるのではなく、「にぼしが売れない原因」を見つけ、それを解消する方法を徹底して研究するのが、当社のやり方です。目の前に壁があってもそこで立ち止まるのではなく、壁を乗り越える方法を考え、自分たちの進むべき道を見つけてきました。にぼしだけを扱ってきた当社だからこそ、まっすぐに自分の道を歩み、新しい可能性を生み出すことができるのです。